クリックで救える命がある

ライジングインパクトの感想・レビュー

ナンバーズ4(5839回)
現在のページは約8分で読めます。

ライジングインパクトとは

ライジングインパクトとは週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。同時期にヒカルの碁などが連載。作者は鈴木央で七つの大罪の作者でもあります。どんな漫画なのかと言いますと、田舎の少年が美人ゴルファーと出会ってゴルフの面白さを知り、様々な人々とゴルファー対決していくというゴルフバトル漫画。

「友情・努力・勝利」と少年ジャンプの3大テーマがきちんと備わっていて、ゴルフに全く興味がなくても普通に楽しめます。筆者は当時ライジングインパクトにかなりハマりましたね。今でも週刊少年ジャンプは時々見ますが、当時のライジングインパクトほど続編が見たいと思える連載作品は未だ現れてません。

そんな訳でありまして、今回はライジングインパクトの考察でもしようかと思います。作中では回収されてない伏線も結構ありました。なお、ネタバレが含まれてますので一度も読んでない人は閲覧は控えましょう。

ウーゼルとガウェインの強さ

主人公であるガウェインはキャメロット杯個人戦の後半でパーシバルの弾を頭部に受けてしまい大量出血状態になります。そこで覚醒スパークガウェインになり、わずか8ホールで13スコアを伸ばすという驚異的な数値を叩き出します。ラストは出血で倒れてプレイは中断されましたが、イーグルは確実なので、実質は9ホールでスコア-15(18ホールの理論値は-30)。

スパークガウェインは理論値で見るならウーゼル・フェニックスをはるかに凌ぐ強さなのは確定。スパークガウェイン時の能力とウーゼルの能力はまた別な感じがします。対してウーゼルは単行本にも記載されてたスコアが最高-21アンダー。これはガウェインがグラールキングダムの4日目で出したスコア-20より-1アンダーわずかに勝ってます。

なので、ウーゼル・フェニックスの強さは、グラールキングダム戦のガウェインより若干強い同格の強さです。幼少期は任意でガウェイン・フェニックスにはなれません。頭部への負荷が加わると、ウーゼルと同等以上の能力が得られるようです。

ちなみにスパークガウェインが最強という意見が多いですが、個人的にはこれは違うと思います。ゴルフというスポーツは18ホールを回った合計値を競います。スパークガウェインは9ホールが限界です。大量出血状態なので18ホールも体が持たないんですよね。

プロになってからのガウェインは世界ランク1位ですが、これは世界ランク2位のランスロットよりも上です。大人ガウェインは任意でウーゼルと同レベルの能力を発動できる状態になってます。

ただ、世界ランク1位のガウェインがスパーク状態時の完全ライジングインパクトかは不明ですね。少なく見積もってもランスロットよりランクが上なので、ウーゼル同レベルは絶対確定。

期間限定を含めた場合の強さ順は、スパークガウェイン>>ウーゼル・フェニックス=世界ランク1位ガウェイン=4日目グラール戦ガウェインが無難な順番かと思います。

ライジングインパクトの強さランキング

作中の描写や発言、キャメ杯での実績、ベストスコアなどを考慮して勝手にランクを付けてみます。なお、教師などは含んでいません。

1位:ガウェイン・フェニックス(キャメ杯)

期間限定なら作中最強。ウーゼル・フェニックスでも勝てません。

2位:ウーゼル・フェニックス

不世出の天才ゴルファーであり上記の期間限定を除けば、作中最強のキャラクター。大人ガウェイン(世界ランク1位)とグラール戦4日目のガウェインもこのランクで問題ないでしょう。

3位:アーサー・フェニックス、トリスタン・リオネス

アーサーは18ホールを回る描写はないですが、ベストスコア-15なので、トリスタンと同格または若干強いぐらいですかね。ただ、平均パット数が1.5と、トリスタンやアルロワよりも悪いのでこれが試合でどう影響してくるかです。

トリスタンはキャメロットの帝王にして貧乏というキャラクター。120ヤード以内なら確実にチップインできるというチート能力。ガウェイン、ウーゼル、アーサー以外でトリスタンに勝てるキャラクターはいません。

4位:李 王煉

キャメ杯2位での実績(-13)でこのランク。ランスロットとどちらか上か悩みましたが、キャメ杯時では王煉が前半-7に対し、ランスロットは-6。王煉のホールインワンを見た後のランスロットの怯え方といい、トリスタンや王煉に対して、あまりの強さに分からないありえないなどの発言。

特に王煉は風を読むことができるので、ゴルフにおいてこの能力は非常に強いです。キャメ杯のコースをマグレで-13で上がるのは絶対に無理です。少なく見積もってもキャメ杯時点での王煉はランスロットと同格の強さは確定でしょう。

5位:ランスロット

パターの天才でありギフトの1つであるシャイニングロードの使い手。大人では世界ランク2位の実力。ランスロットはグラール戦4日間のスコアは-46(平均-12)。キャメ杯はメンタルをやられて大幅にスコアを落としますが、仮にメンタルを崩さなかったとしても、後半は-6か-7を取るのが関の山かと思います。よって王煉と互角または若干下が妥当。

6位:アルロワ、須賀川紅葉

アルロワは大人になって世界ランク3位であり、また、グラール戦での結果を見ても実力的にはランスロットより下は確定。アルロワはグラール戦4日間は-37。

3日目終了以降にガウェインに殴られているので、3日目終了時点でのスコアは-30以上-35以下だと予測(平均スコア-10~-11)

4日目は肋骨やられている状態なので、この状態で-10以上は絶対に無理だと思われます。4日目のスコアは0~-5ぐらいが妥当かと。下手するとボギーの可能性もありますね。

トリスタンに難癖を付けるということは、トリスタンとのスコアは相当な開き(-15以上)があったと推測。-5前後で難癖は付けないかなと思います。東堂院も王煉に対して-13なんてスコア出せるか、返答次第でぶちのめすと言ってましたね。須賀川紅葉はグラール戦は不参加で4日間の平均スコアがどれくらい出せるのか不明です。

しかし、両手が使えればキャメ杯でトリスタンには勝てた発言(キャメ杯を-11以上で上がれる実力)、-13がベストスコア(両手)、左腕アイアンで1オン、400ヤード以上の飛距離を飛ばせる圧倒的なポテンシャルなので、アルロワに匹敵する強さは間違いないでしょう。

7位:ビルフォード・クーパー、アシュクロフト・サラゼン

ビルフォードはキャメ杯-11であり、ギフト無しのキャラクターでは間違いなく最強。アシュクロフト・サラゼンはギフト持ちですが、ベストスコアが-11なのでこのランク。

8位:リーベル、クエスター

キャメ杯の実績でこのランク。

9位:東堂院 戒

キャメ杯での実績では-6とリーベル達より下ですが、帰国後のガウェインとの特訓以降はさらに強くなってそうな感じがしますね。

ギフトに準ずる能力

ギフトではないけど、ギフトに近い能力を持っているキャラクターが何人か登場します。

ハーシィ

30ヤード以内ならチップインの確率は7割という驚異の人物。トリスタンは120ヤード以内なら確実に沈めるので全然大したことないように見えますが、それでもハーシィの能力でも全然凄いです。

ハーシィの能力は努力して開花させればさらに凄くなったと思いますが、これがトリスタンとの格の違いなんですよね。トリスタンは貧乏でしかもいじめられても努力してあそこまで上り詰めました。対してハーシィは荒井とつるんで金園をいじめていました。

いじめられっ子で努力して開花しキャメロットの英雄になったトリスタン。いじめっ子で人のせいにしてキャメ杯のチケットすら手に入れられなかったハーシィ。この努力の差なんじゃないですかね。

いじめられっ子で貧乏でも努力すれば英雄になれることを証明したのがトリスタンです。そして、キャメ杯で宿敵ガウェイン・フェニックスとの死闘により、他人との戦いゴルフの面白さに目覚めます。周りに全く関心がなかったトリスタンが、他者との関わりによって変化した一面。この人間性がトリスタンの魅力なんですよね。

黒峰

黒峰は最終的に1本のラインが見えるようになり、シャイニングロードの使い手であるランスロットと死闘を繰り広げます。魔の五段坂を1パットで沈められるレベルにまで到達してるので、この時点での黒峰のパットの精度はほとんどのグリーンを1パットでいけると思います。

トリスタンとイゾルデ

トリスタンは数々のタイトルを取りながら突如引退してしまいましたが、その引退のキッカケとなったのがイゾルデの存在です。果たしてこの少女はトリスタンとどんな関係があるのか。作中では全く書かれてないので真相は不明ですね。

あれだけ愛していた父親の誓いを果たさずにゴルフを引退してしまうわけですから、イゾルデとは相当深い関係があるのは予想がつきます。ただの養子とはちょっと違うんじゃないですかね。父親繋がりと何か関係があるような気もします。

トリスタンはプロになって数々のタイトルを取ってるので、大量に賞金を獲得しています。一生食っていけるだけのお金を稼いでる訳ですし、もう父親との誓いというか目的とかどうでも良くなったんじゃないかという可能性も十分考えられますね。

ライジングインパクトの名言

ライジングインパクトの中で個人的に名言と思ったセリフ。

半端な人間は何をやっても半端。本気の人間には勝てないんだよ

これはキャメ杯でブリジットが小泉に放った一言です。本気の人間には勝てないってほんと正論ですよね。恋愛、仕事、勉強、スポーツ、音楽など色々ありますが、どの分野でも中途半端にやってる人間は中途半端な結果しか出ないですし、本気の人間は相応の結果が出ます。

本気で努力をしても結果が実らなければ意味がないという意見は多いですが、それは少し違うと思います。結果も大事ですが、過程で得られた経験を次にどう生かすかなんですよね。物事に本気で向き合えばそれが見えてきますが、中途半端にやってるとそれが見えてこないです(本人が気づかない)。

なので、どんなくだらないことでも本気でやることって意外と重要なんですよね。本気で物事に取り組むと、例え結果が出なかったとしても、自分が今まで見えてなかった才能(潜在能力)に気づき、第2のステージに向けて新たなる道が開き無駄にはなりません。

自分がされて嫌なことは周りにはしない

これはガウェインがアリアに向けて放った一言。自分がされて嫌なことは他人にはしない。これは人間生活を営む上で非常に大事だと思います。

ライジングインパクト

ライジングインパクトは非常に面白い漫画です。サクサク読みやすいですしお勧めです。

ライジングインパクト(集英社)

ライジングインパクト(集英社)

情報提供、雑談等

タイトルとURLをコピーしました