ドイツ生まれの地球に優しいバイオ・ハイテク洗剤

食虫植物の情報サイト(品種、育て方等)

現在のページは約10分で読めます。

食虫植物最新記事

ウツボカズラ
ウツボカズラ(ネペンテス)とは 名前ウツボカズラ(ネペンテス)栽培難易度簡単~難関自生地広範囲(中国、タイ、マダガスカル、インドネシア、マレーシア、フィリピン、オーストラリア等)標高(低地~高地「3000m付近」) ウツボカズ...
セファロタス(エデンブラック・ジャイアント系・Cephalotus follicularis Giant)
セファロタス(Cephalotus follicularis)とは 通称セファロタス(Cephalotus follicularis)代表種ジャイアント(Giant)ジャーマンジャイアント(German Giant)ハマーズジャイア...
サラセニア・フラバ・ルブリコーポラ(Sarracenia flava var.rubricorpora)
サラセニア・フラバ・ルブリコーポラとは 品種名Sarracenia flava var.rubricorpora(サラセニア・フラバ・ルブリコーポラ)属名サラセニア属学名Sarracenia flava栽培難易度簡単自生地アメリカ合...

食虫植物とは

食虫植物とは、食虫の能力を備えている植物。食肉植物、肉食植物等とも言われています。ウツボカズラのような大きい食虫植物の場合は、虫以外の大きな生き物(トカゲ等)も捕獲します。

品種

食虫植物の品種を紹介。ハエトリソウ、ウツボカズラ(ネペンテス)、サラセニア、セファロタス、ヘリアンフォラ等。

食虫植物の育て方について

食虫植物の代表種であるハエトリソウ、ネペンテス、サラセニアの枯らせない育て方を紹介。住んでる地域や環境設備によって育て方が合わないこともあります。ご自身の環境に合わせて適宜変えていきましょう。

食虫植物を枯れさせずに上手く育てるには、「購入店、水、温度、湿度、用土、鉢、日照、通気」の8要素がポイントになってきます。通気はファンを設置するのが楽ですが、小型の水槽やプラスチックケースの場合は設置が難しいと思うので、適宜蓋を開ける等工夫します。

特に購入するお店は非常に重要で、購入した時点で既に弱っていたというケースも珍しくありません。ホームセンターやネット通販だとそれが顕著になります。

入門者の方は信頼のできる食虫植物専門店で購入をお勧めします。専門店はプロが栽培してるため、購入時点で弱っているというトラブルを事前に回避できます。また、ヤフオクも良質の苗が出品されてる事がよくありますので、信頼のできる出品者ならそちらで購入しても問題ないでしょう。

食虫植物を購入してすぐ枯れたり調子を崩す場合

食虫植物を購入してすぐ調子を崩したりした経験のある方は多いかと思います。それは基本的に新しい環境に慣れてないためです。

例えば温室栽培で遮光50%のお店から購入し、すぐフル日照で育てたら環境の激変で調子を崩してしまいます。

まず購入したらお店にどのような栽培条件で管理されてたか聞いてみましょう。無遮光でしたら遮光なしでOKですし、遮光ありで管理されてたら購入後しばらくは遮光ありで管理し徐々に順化させていくのがよろしいです。

初心者ガイド

食虫植物を初めて育てる方は、高難易度の品種を育てるのではなく入門種から挑戦しましょう。まともに育てられず、食虫植物の栽培の面白さを理解する前に断念するのはもったいないです。

また、植物は生きてますので、環境が整ってない状態でまともに育てられないと理解してて、無駄に枯らしてしまうのは、命の尊重という意味でもあまりよろしくないでしょう。

園芸は一生の趣味にすることが可能です。食虫植物の栽培の面白さに目覚めれば、子供・孫等に教えるなど楽しみ方が増えますので段階を踏んで学んでいきましょう。

入門種ですが、ネペンテスは「ダイエリアナ、アラタ」が圧倒的にお勧めです。高温多湿の環境が用意できるならアンプラリアもお勧めです。

ハエトリソウやサラセニアはどれでも構いません。

育て方(全般)

水やり(潅水)について

用土の表面が乾いてから潅水を行います。園芸の基本ですね。 ~日に~回水を与えるというやり方は基本的に行いません。鉢底からたっぷり4秒ぐらい流れるまでがポイントです。

ハエトリソウやサラセニアは用土の乾燥が致命的になるため、腰水で管理したほうがリスクは少ないでしょう。ただし、真夏の腰水は水がお湯になって根にダメージを与えてしまうので要注意。

水やりのタイミングが遅いと乾燥でダメージを与えてしまいます。特に真夏は水分の蒸発が早いのでよく観察しておきます。

水の性質について

水やりは水道水を使っている人が多いと思います。水道水は地域によって質に結構差があるので難しいですが、ウツボカズラ(特にハイランド系)栽培においては水は純水(RO水)を使うようにしたほうがいい思います。

なぜ水道水が良くないのかと申しますと、科学的なことは割愛しますが、水道水に含まれてるミネラル類(塩分など)が良くないのが原因です。

水道水とRO水でどれだけ生育に差が出るかは徹底的に検証してないので不確定ですが、水道水とRO水で比較した場合、やはり後者のほうが機嫌よく育ってる印象はあります。

RO水は、イオン系列のスーパーレジ近くに販売してます。関東にお住まいならマルエツとかのスーパーで無料購入できますのでお勧めです。

短期栽培であれば水道水でも問題ないでしょうが、基本的に食虫植物は長期スパンです。ひたすら水道水で与えた食虫植物が数十年後に悪影響が出てくる可能性は否定できないです。

もし、栽培環境を整えても調子が悪い場合は、水道水からRO水に変えてみると問題解決するかもしれません。

日照(日光)について

基本的に多くの食虫植物は日照が大好きなので浴びせるだけ浴びせてOKです。しかし、植物によって日照による耐性が異なりますので注意。葉焼けを起こした場合は日照が強すぎる証拠ですので、適宜30%~50%遮光します。

LEDライトも植物との距離が近すぎると葉焼けを起こしますので、間隔を空けるか30%遮光します。

家の立地条件で、日照を十分確保できない場合は食虫植物(特にハエトリソウやサラセニア)を育てるのは難しいかもしれません。

また、季節によって日照が十分に確保できないこともあります。そんな場合は植物育成用のLEDライトで代用しましょう。ウツボカズラ アンプラリア(ウィリアムズレッド)で検証したのですが、日照の時と変わらず濃厚な赤色の捕虫袋を次々と付けていました。

屋外栽培が基本のハエトリソウやサラセニアはLEDライトでの栽培は難しいと思われます(検証した事がないのでまともに育つか不明です)。

温度について

食虫植物の中でも特にウツボカズラは温度が非常に重要です。温度にどこまで耐性があるから品種や栽培環境によって変わってきますので一概には言えないのが難しいところです。

温度管理の指標ですが、例えば高温多湿グループなら通年最低20℃~最高35度以内、冷涼多湿なら最低10度~最高25~30度以内(昼と夜間の温度差を10℃程度付ける)に収めれば、温度管理でミスることはないと思います。

ウツボカズラは強健な株だと相当な高温にも耐えられるらしいですが、一般家庭で実施するのは自殺行為ですので止めましょう。

肥料(虫など)について

食虫植物を普通に育てる分には肥料は基本的に必要ありません。下手に追肥したりするとかえって調子を崩します。

ただし、捕虫袋を巨大化最大限に大きくするなどの目標がある場合は、適切な時期に適量を与えれば、肥料を全く与えないときと比較し、大きくなりやすいのは確かだと思います。

植え替えについて

用土更新(植え替え)は非常に重要です。植え替えの目安としましては年数や植物の調子で判断するといいでしょう。

例えば、「株が全く成長してない、株がぐらいついてる、根が鉢底まで飛び出している」等の事象が起こっていれば優先して植え替えましょう。状況や環境にもよりますが1~3年に1回(真夏は避ける)はやったほうがいいです。

購入時、お店からいつ植え替えを行ったのかを聞いておくと、次の植え替えする時期の目安になります。食虫植物の植え替え時は根を傷めたり切ったりしないよう慎重に扱います。サラセニアは根が太くて丈夫ですが、ハエトリソウやウツボカズラは根が柔らかく脆くて取れやすいので要注意。

バケツに水を入れ、その中で優しく丁寧に付着している古い用土を取ると安全です。古い用土が取れない場合は無理して取る必要はなく、少し付着してる分には問題ないです。

株分け

ハエトリソウやサラセニアは順調に育てば新芽が出てきます。ある程度大きくなったら植え替えの時期に株分けしましょう。

ウツボカズラは徒長してきたら挿し木で増やしましょう。

用土

混合用土とは、赤玉土、鹿沼土、ベラボン、バーミキュライト、ピートモスなどの一定の割合で混合した用土です。

入門者の方は、水苔単用or食虫植物専門店で販売されている混合用土を購入したほうが手間がかからずリスクも少ないためお勧めします。

ハエトリソウの育て方

ハエトリソウはロゼット、エレクタ、赤系など品種が多様ですが、いずれも同じ栽培方法で問題ないでしょう。

年中屋外で栽培し、真夏は30%以上遮光・真冬も凍らなければ屋外でOKです。捕虫葉を何度もいじると弱って最悪枯れるので、水を与えるときも閉じてしまわないよう気を付けましょう。

赤系品種は日照が十分でないと色味が付かないので、日照を特に重視します。

冬になると冬芽を形成し冬眠に入ります。地上の葉は枯れますが生きてますので水やりは欠かさないようにします。

ハエトリソウは大量生産されていて、一般のホームセンターや園芸店でもよく見かけます。しかし、管理がずさんで既に弱り切っている個体が販売されているのも珍しくないため、購入するさいはよく確認します。

ハエトリソウの健康のバローメーターは、捕虫葉の閉じるスピードで確認することが可能です。機嫌よく育っていれば閉じるスピードが物凄く速いです。また古い葉は閉じるスピードが遅くなります。

ウツボカズラ(ネペンテス)の育て方

ウツボカズラは大まかに分けて3つのグループ(その他、高温多湿、冷涼多湿)に属します。ウツボカズラは品種が非常に多く、それぞれ自生地や環境が違うため、その自生地と同じ環境を再現しないと栽培は困難です。

なお、基本的にどのグループも年間を通して湿度は最低50%(最低であり最適ではないので注意)は下回らないようにします。

その他グループ

高温多湿や冷涼多湿いずれにも属さないグループ(アラタ・トランカタ・ビーチー等)。ダイエリアナなど非常に育てやすい交配種もこのグループで差支えないと思います。

このグループは基本的に丈夫なので育てる際は神経質になる必要はありません。真冬の温度は10度程度保っていれば問題でしょう。

高温多湿グループ(アンプラリア、ラフレシアナ、ノーシアナ、メリリアナ等)

高温多湿に属するウツボカズラは冬最低15℃以上加温かつ高湿度にする必要があります。15℃以下でも枯れはしませんが著しく成長が悪くなります。まともな生育を望むなら18度~20度以上にしましょう。

真冬を加温&高湿度に保つ方法は至って簡単です。まず、水槽60cmを用意し底に3~4cm水を入れます。熱帯魚用ヒーター&サーモスタットを水の中に沈めて、水槽4隅に植木鉢を置きます。その上に金網を乗せてネペンテスを置けば完了です。あとはサーモスタットを起動させれば、水槽内の温度は上昇しかつ高湿度を保てます。

冷涼多湿(高地生)グループ(ラジャ、ローウィ、ビロサ等)

ウツボカズラの中でも魅力的な袋を付け鑑賞価値が高いですが、その分他のグループと比べて難易度は圧倒的に高く、いずれも環境設備が必要になってきます。 環境設備が整ってないと、大きくならずにただ維持してる状態or小さくなって枯れてしまい、まともに育てるのは困難ですので、入門者が手を出していい品種でないことは確かです。

このグループの特徴は多湿にして、日中と夜間の温度差を10℃近く下げる必要があります。なので日本での栽培においては夏が鬼門になります。

高地生ウツボカズラは栽培しやすい品種と極端に難しい品種とかなり差があるので、ご自身の栽培環境に照らし合わせて育てられるかどうか事前に情報収集しておきましょう。

特にビロサやラミの栽培はウツボカズラ屈指の難易度を誇ります。これらの栽培に成功したら極めたといっても過言ではないでしょう。入門者は運良く通販で見かけても興味本位で手を出さないことをお勧めします。

いずれにしろ冷涼多湿グループは、低地性や高温多湿グループより難しいです。このグループに手を出すには、高温多湿グループを育てて栽培スキルを上げ、環境設備を整えてからから挑戦しよう。

サラセニアの育て方

基本的にハエトリソウと同じで問題ありません。真夏の遮光も特にする必要はないかと思います。

背が高くなると強風で折れる場合がありますので、支柱などで補強しておくと安全です。

食虫植物の画像

管理人が育てている食虫植物。

観葉植物の栽培